中国デジタル革命②
今日のYouTube大学のテーマは前回の続きで「中国デジタル革命②」です。
前回は、テンセントが映画に手を伸ばし始めた、というところまでやりました。
テンセントは映画作製にも乗り出し、これにアリババも負けじと参入している、という。
これは、中国がTwitterやYouTubeなどを禁止していることにより、
国内に独自のプラットフォームが誕生し、独自の進化を遂げていることが影響している、という。
そして、中国のデジタル革命がここまで進化しているもう一つの要因として、
パソコン時代に遅れを取っていたことが挙げられている。
パソコンに代わりスマホという新たな技術がやってきたときに、パソコン時代にやれなかったことを
スマホで全てやってやろう、としたことが今開花している。
次に教育について。
清華大学は2019年のアジア大学ランキングで1位を取っており、
世界ではアジアNo. 1大学と見られている。
ちなみに、日本の東京大学は2016年のランキングでは1位だったが、
2019年のランキングでは8位と後退している。
これには、大学における学生の意識の違いが挙げられていた。
そして最後に今後に日本について書かれている。
中国では、海亀(ハイグイ)が大切にされているという。
海亀とは留学生のことであり、中国では激しい受験競争の中で、海外の大学に進学する学生も多いという。
そしてアメリカやイギリスで学んだ後、中国に戻り、活躍する人が多いという。
代表的なのが、バイドゥのリーゲンゴウである、という。
ここで著者は「日本人はあまりにも海外を恐れている。偏見を捨てて異国に学ぶ姿勢が国を栄えさせた」と主張する。
鄧小平も解放改革をする前には使節団として海外を視察したし、日本でも明治維新の時、
伊藤博文や大久保利通が欧米視察をして、海外から学びそれを生かしてきた。
この、海外から学ぶ、という謙虚な姿勢がこれからの日本に取って大事になってくるだろう、という。
以上です。
最後の、まずは謙虚に学ぶ姿勢が大切だ、というのはまさにそうだなと思いました。
私も世界を自分の目で見てみたいです。