寄付をしてみよう
今回のテーマは「寄付をしてみよう」です。
参考文献は「寄付をしてみよう、と思ったら読む本/渋澤健・鵜尾雅隆」
著者の一人の渋澤健さんは、あの資本主義の父と言われた渋沢栄一のひ孫さんらしいです。
俄然興味が湧きますね。笑
まず「寄付をする」ということに対してですが、私個人としては、
なんとなくお金に関して余裕がある人がするもの、というイメージを持っていたので、
あまり自分には関係ない話かな、と思っていました。
しかし、今回の話を聞いて、寄付は金額の問題ではないことがわかりました。
そして、この本では寄付をすることを楽しんで欲しい、と言っていました。
この寄付を「楽しむ」という考えが私には全くなかったので、今回の話で得た新しい視点と発見でした。
そして、自分で寄付する先を選び、寄付をすることで幸福感を得ることを体験して欲しい、と言っています。
言われてみれば、今まで自分がやったことのある寄付は全て受動的だったと考えさせられました。
コンビニのレジの横にある募金箱、たまに学生さんたちが駅前でやっている活動など、
自分から寄付先を選ぶ、ということは今までしていなかったことに気づかされました。
今回の話で、だいぶ寄付に対するイメージが変わりました。
世界にはまだまだ自分の知らない社会問題や環境問題などがある。
それに対して活動している大勢の方がいて、その活動のために自分のお金を役立ててもらえる。
その行為が寄付をすることだということ。
日本ではまだまだ寄付というと、少し偽善のように捉えられてしまうことも事実ですが、
少しでもそのイメージがなくなり、寄付をすることがメジャーになっていけばいいなぁ、と思いました。
私も少しNPO法人などの団体を調べてみよう、と思いました。
危険人物をリーダーに選ばないために
今回も2回分まとめてやっていきたいと思います。
今回のテーマは「危険人物をリーダーに選ばないために」です。
なかなか過激なテーマですね。
何をもって危険人物というのかは難しいところではあると思いますが、
歴史を振り返ってみると、確かに危険な思想を持った人物が選挙によってリーダーに選ばれています。
それはなぜなのか、そこを掘り下げていく内容になっています。
参考文献は「危険人物をリーダーに選ばないためにできること/ビル・エディ」です。
まず、この本ではこの危険人物の例として、ヒトラー・スターリン・トランプをあげています。
この3者は似た特徴を持っており、このような特徴を持った人物を「対立屋」と名付けています。
その対立屋の特徴として下記の3点をあげています。
1.架空の危機を印象付ける
2.単純な悪者をつくる
3.自分だけがヒーローである
この3つの特徴を聞いて私が感じたことは、「イメージ」を非常に巧みに利用している、ということです。
イメージを上手く作り上げ、人々の感情を煽り、不安にさせる。
そして、その不安を払拭するのは自分しかいない、ということで指示を得るというやり方ですね。
そして、対立屋はさらに有権者を4分割させて対立させる、という。
それが、1.支持派 2.抵抗派 3.穏健派 4.棄権派 です。
この話で勉強になったことは、このように有権者を4分割し互いを分断・反目させれば、
全体の30%程度得票数を得られれば勝てる、ということです。
選挙とは支持派を増やす戦いだと思っていたので、このような戦い方もあるのかと勉強になりました。
また、この対立屋が使う論法を頭に入れておくことが大事だと言っていましたが、確かにその通りだと思いました。
これを知っているのと、知らないとでは状況の見方が変わってくるので、覚えておこうと思いました。
以上です。
今回は民主政治の落とし穴について学びました。
最後に、民主政治は国民によって良いシステムかどうか決まる、と言っていました。
国民一人一人が、選挙に対して真剣に向き合い、取り組んでいくことができれば、民主政治はかなり良い制度になる。
しかし、それができなければ民主政治は欠陥のある制度になってしまう。
私はせめて棄権派にはならないよう、選挙に対して取り組んでいこうと思いました。
英語の授業〜英語がなぜ話せないのか〜
今回も2回分やっていきたいと思います。
今回のテーマは「英語の授業〜英語がなぜ話せないのか〜」です。
私もいつか英語が喋れるようになりたいなぁ…と思いつつ、
どうすれば英語が話せるようになるのか、全くイメージがつきませんでした。
今回の動画はそんな私にとって、ヒントをもらえそうなテーマなのでとても楽しみです。
今回の参考文献は下記の2冊です。
「脳が忘れない英語の超勉強法/瀧靖之」
「海外ドラマはたった350の単語でできている/Cozy」
今回の動画の結論を先に言うと、英語を話せるようにするためには、
「英語字幕付きの会話動画から大好きなもの選んで毎日シャドーイングする」です。
シャドーイングとは、英語の文章を聞いて、その英語を少し遅らせて聞こえたままを声に出して言う練習法のことです。
今回の動画を聞いて、勉強になったことは下記の3点です。
1.まずどの単語がよく使われているかを知ることが大事
3.英語は目的ではなく、手段である
1,どの単語がよく使われているかを知る
これは、参考文献のタイトルにもありますが、海外ドラマの80%は約350の単語でできているそうです。
まず、日常会話でよく使われている単語・表現を知れば理解のスピードが違ってくるということ。
確かに、英語を勉強しよう、と思ったらまず単語を覚えたり、文法を覚えたりと言ったことをやりがちですが、
それよりも会話をする、というところに重点を置いたら、この方が大切だなと思いました。
単語を覚えるよりも、まず聞き取れるようになること、それが大切だと言っていました。
この説明を聞いて、すごく私としては腑に落ちた感じがありました。
英語のアルファベットは音を表していて、漢字は意味を表している、ということなのですが、
その違いを今までこうしてはっきりと意識したことがありませんでした。
この日本語と英語の機能の違いをはっきり認識しておくのは大切だな、と感じました。
3.英語は目的ではなく、手段である
「あなたは英語を使って何がしたいのか?」
根本的な問いですが、ここを明確にしておくのはとても大事だなと思いました。
英語を話す、がゴールではなく、英語で何がしたいのか。
その気持ちが大きいほど、粘り強く勉強することができるな、と思いました。
以上です。
この授業を聞いてから、実際に動画を見ながらシャドーイングをやってみましたが激ムズでした。笑
でも、何事も継続ですね。自分なりに試行錯誤しながら少しずつやっていきたいと思いました。
風の谷のナウシカ
今回も2回分まとめてやりたいと思います。
今回のテーマは「風の谷のナウシカ」です。
今回はその漫画版の解説になります。
私は、漫画版の存在は知っていたのですが、読んだことはなく、いつか読んでみたいなぁ、と思っていたので、
私的には非常にありがたかったです。笑
さて内容ですが、私なりに簡単にまとめると、
舞台は荒廃した地球。その地球ではトルメキアとドルクという2つの大国が存在していた。
そんな中、風の谷という小さな集落の族長の娘・ナウシカがある日、謎の石「秘石」を手にする。
その秘石を狙って、トルメキア・ドルク両国がナウシカに迫る中、ナウシカはこの世界の本当の姿を知っていく、というような物語。
こんな感じでしょうか。汗 あまり上手くまとめられた感じがしません。
非常に濃密な世界観で、本当にフィクションの話なのかな、と疑いたくなるほどでした。
テーマとしているものがものすごく深くて、大きい。
人間・自然・戦争・差別・生と死…
やっぱり宮崎駿さんは天才なんだなぁ、と改めて感じました。
私が印象に残ったことは、
登場人物が何度か口にしていた「食べるも食べられるも、死ぬも生きるも一緒」という言葉です。
本当の意味で私はまだこの言葉の意味を理解していないと思います。ただ、すごく心に残りました。
オリラジ・中田さんの非常にわかりやすい解説で、話の大きな流れは理解できたように感じましたが、
また時間を作って、ゆっくりと、そしてじっくりと漫画版を読んでみたいなぁ、と思いました。
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
今回も2回分をまとめてやりたいと思います。
今回のYouTube大学のテーマは「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」です。
この「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」というのは本のタイトルになります。
今回はその内容を紹介している動画でした。
著者はブレイディみか子、という方。
ノンフィクション本大賞を受賞し、今非常に話題になっている作品とのこと。
内容は、アイルランド人との結婚を機にイギリスに移住したブレイディみか子さんの一人息子が「元底辺中学校」に進学するところ
から始まり、その学校生活の中で息子が差別・貧困・格差社会・LGBTなど様々な社会問題と直面していく。
その出来事を母であるブレイディみか子さんの視点から描いた作品になっています。
最初、この本の題名を聞いたときは、全然内容を想像できず、青春系の話かな?と勝手に想像していましたが全然違いました。笑
題名のイエローとは黄色人種のことで、ホワイトというのは白色人種のこと。
ブルーとは感情の腹が立つ、落ち込む、というような意味とのこと。
息子は、日本人とアイルランド人のハーフになるので、「イエローでホワイト」ということですね
これを知ると、題名から感じるイメージが全く変わってきます。これも言葉の奥深さだなぁ、と感じました。
この動画を聞いて、まず舞台はイギリスになるのですが、
イギリスが格差社会、というのはなんとなく聞いたことがあるのですが、
ここまで露骨なものとは全く知りませんでした。
もっと豊かな国というか、国民全員が中流社会のようなものだと思っていたので、まずそこに驚きました。
そして、差別について。
日本にいると、差別というのは私自身としてはあまり感じたことはありません。
しかし、世界には確実に根強く存在しているものだということを改めて知らされました。
ブレイディみか子さんは差別とは、無知であることだと言っています。
無知とは、頭が悪いとかそうゆう話ではなく、ただ無知なだけなのだ、と。
差別は複雑で、様々な背景がある。親やコミュニティの影響、貧困、正義と悪。
差別をなくすには、まず知ることから始めなければならない。
私もまだまだ色々なことを知っていく必要があるな、と改めて感じました。
あと、この話は非常に重いテーマを扱っているにも関わらず、
それらをエネルギーで圧倒したり、みんなで笑うことで乗り越えようとしたりと、
非常に軽やかな描写が度々ありました。
ただ悲観しているだけではない、ただ落ち込んでいるのではない、
そのマインドというか気持ちというのはすごく大事だな、と思いました。
最後に息子は、「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとグリーンだ」と言います。
グリーンとは、未熟、初心者という意味。ぼくはまだまだこれからなんだ、ということ。
すごい素敵な考え方だな、と思いました。この息子はこれから、すごい大きい男になっていくような気がします。笑
リー・クアンユー
今回も2回分をまとめてやりたいと思います。
今回のYouTube大学のテーマは「リー・クアンユー」です。
二十数年間という長い間首相を務め、一代で今のシンガポールを作り上げた、
国内では英雄と評価されている人物です。
今回の参考文献は、「リー・クアンユー回顧録/リー・クアンユー」です。
リー・クアンユー自身が首相退任後、今までの人生を振り返って書いた自叙伝的作品とのこと。
ちなみに彼は2015年に亡くなったそうです。
まさに激動の時代を生きた男の人生、という感じでした。
世界恐慌、第二次世界大戦、日本軍による占領、戦後の混乱、マレーシアからの独立…
一番驚いたのが、マレーシアから独立し、一から国づくりを始めなければならなかった時の年齢が35歳だった、というところです。
今の私とほぼ同年代になります。私には考えられないですね。笑
しかも、それまで行政の経験は全くなかったそうです。優秀さがひしひしと伝わってきます。
一番印象に残ったところは、実力主義社会についてのことでした。
シンガポールは、税制を戦略的に低くし、海外から企業をたくさん誘致して発展を遂げてきました。
それは裏を返せば自国の企業を率先して守らない、ということになります。
リー・クアンユーは競争の重要性を述べています。
努力しなければならない。そして勝たねばならない。
そうすることによって国は高い競争力を持ち、発展することができる。
それは人も同じであり、生きるために勉強しなくてはならない。力を持たなければならない。
最近巷では、がんばらなくてもいい、であったり、そのままの君でいい、というような言葉をよく耳にします。
その言葉は、決して間違いではないと思いますし、否定する気もありません。
しかし、現実では、勝たなければならない場面というのは確実に存在する。
そんなことを改めて考えさせられました。
以上です。
恥ずかしながら、リー・クアンユーという名前は今回初めて知りました。
まだまだ自分が知らないすごい人がいるんだなぁ、と感じました。
もっといろんなことを知っていきたいと思います。
中国デジタル革命②
今日のYouTube大学のテーマは前回の続きで「中国デジタル革命②」です。
前回は、テンセントが映画に手を伸ばし始めた、というところまでやりました。
テンセントは映画作製にも乗り出し、これにアリババも負けじと参入している、という。
これは、中国がTwitterやYouTubeなどを禁止していることにより、
国内に独自のプラットフォームが誕生し、独自の進化を遂げていることが影響している、という。
そして、中国のデジタル革命がここまで進化しているもう一つの要因として、
パソコン時代に遅れを取っていたことが挙げられている。
パソコンに代わりスマホという新たな技術がやってきたときに、パソコン時代にやれなかったことを
スマホで全てやってやろう、としたことが今開花している。
次に教育について。
清華大学は2019年のアジア大学ランキングで1位を取っており、
世界ではアジアNo. 1大学と見られている。
ちなみに、日本の東京大学は2016年のランキングでは1位だったが、
2019年のランキングでは8位と後退している。
これには、大学における学生の意識の違いが挙げられていた。
そして最後に今後に日本について書かれている。
中国では、海亀(ハイグイ)が大切にされているという。
海亀とは留学生のことであり、中国では激しい受験競争の中で、海外の大学に進学する学生も多いという。
そしてアメリカやイギリスで学んだ後、中国に戻り、活躍する人が多いという。
代表的なのが、バイドゥのリーゲンゴウである、という。
ここで著者は「日本人はあまりにも海外を恐れている。偏見を捨てて異国に学ぶ姿勢が国を栄えさせた」と主張する。
鄧小平も解放改革をする前には使節団として海外を視察したし、日本でも明治維新の時、
伊藤博文や大久保利通が欧米視察をして、海外から学びそれを生かしてきた。
この、海外から学ぶ、という謙虚な姿勢がこれからの日本に取って大事になってくるだろう、という。
以上です。
最後の、まずは謙虚に学ぶ姿勢が大切だ、というのはまさにそうだなと思いました。
私も世界を自分の目で見てみたいです。