完璧を目指さないブログ

日々のことをつらつらと書いています。

経済危機②

今日のYouTube大学のテーマは「経済危機②」です。

昨日の続きですね。

 

昨日の動画では中国の発展について述べたが、

大抵の人は中国の話をすると、一党独裁による国家はなんだか恐ろしい、という反応をする。

しかし、民主主義と経済にはなんの関係もない、とロジャーズ氏は主張する。

そもそも、政治は移り変わっていくものである。

プラトンは著書「国家」の中で政治の成熟段階には4段階あると説明している。

それは、 独裁→寡頭政治→民主主義→カオス である。

まず政治は独裁から始まり、寡頭政治、民主主義を経て、カオスの時代に突入する、

そしてそのあともう一度、独裁に戻る。これは流れていく一つの歴史の輪である、とプラトンは説明している。 

むしろ、独裁の方が経済は発展する。それはシンガポールを見ても明らかであり、日本も例外ではない。

日本人は否定するかもしれないが、日本は明らかに一党独裁である、という。

日本は自民党が長期間にわたり政権をほぼ独占している。日本が高度経済成長を遂げることができたのは、

この自民党による一党独裁があったからである、と彼は主張している。

 

続いて、朝鮮半島そして日本について言及している。

朝鮮半島はいずれ統一に向かうだろう、と彼は予測する。それは時間の問題である、と。

そして、日本については、アメリカ・イギリスと同様借金まみれの状態であること・

オリンピックの開催・少子高齢化増税 の4つをあげ、未来がない、と厳しく評価し、

日本には一切期待できるところがなく、日本人は海外に移住するべきだ、とまで言っている。

そして日本が再起するには移民の受け入れが必要だという。

アメリカがここまで繁栄できたのは、移民の受け入れによる多様性が根底にある。

閉鎖した国には未来がない、と多様性の重要性を挙げている。

 

そして、最後に教育について述べている。

コロナ後の世界では、オンライン授業が普及し教育界で淘汰が起こることになるだろう。

そこで大事になってくるのは語学である。中でも、中国語と英語は重要であり、

これからの時代、中国語はもちろんだが、やはり英語の力は大きく、

イギリスがなんとか持ち堪えているのは、この英語の力があるからだという。

さらにお金に関する知識・ファイナンシャルリテラシーや次にくるビジネス・トレンドを読む力も必要である。

科目としては、歴史・数学・哲学の3つをあげている。

歴史は未来を読むことにつながり、数学は数字つまりお金につながり、哲学は人間を知ることにつながる。

そして、最後にロジャーズ氏はこう言っている。

未来をつくるのは教育である。これからの時代を生き抜く武器は学ぶことである。

 

以上です。

 

上手くまとめられたかあまり自信がないですが、なんとかまとめてみました。

政治体制の移り変わりの話はとても興味深かったです。

そもそも政治体制がが移り変わり巡っていくもの、という考えが私にはなかったので、新しい視点と発見でした。

それにしても、遥か昔の時代にプラトンがすでにそんなことを考えていたとは、やっぱり凄いですね。笑

 

あと、日本が自民党による一党独裁、という主張ですが、言われてみれば確かにという感じもしました。

独裁、とはちょっと過激な表現だと思いますが、長い間一つの党が中心となって政治を行っていることは

事実だと思いましたし、言われてハッとなりました。

また、朝鮮半島の統一の話ですが、まさに今日、北朝鮮が南北共同連絡事務所という施設を爆破した、との

ニュースが流れていました。詳しいことはあまり知らないのですが、統一はまだ先になりそうな気配です。

 

今回も一つの意見として聞くのが一番いいのかな、と思いました。

でも、中国がくるのはどうやら間違いなさそうです。

これからは中国の動向をチラチラとですが、気にしていきたいと思います。