預金か投資か②
今日はYouTube大学の前回の続き、「預金か投資か②」について書いていきたいと思います。
2日間、空いてしまいましたので、本来は2日前にアップされた動画になります。
さて、前回の動画で、預金というのは複利で銀行にお金を貸している状態である、ということがわかりました。
それにしては預金をしてお金が増えている、という感覚は私には全くありません。
しかし、ある時期まで預金というのは、完全な投資であったといいます。
ゆうちょ銀行の定期預金を例に挙げると、1974年の時には金利が7.5%あったそうです。
これはもし100万円預金していたとすると、10年後には206万円になる金利とのこと。
10年間、特に何もせず銀行に預けているだけで、2倍以上になる。夢のような話ですね。笑
その状態は結構長く続き、1990年時点でも6.08%あったそうです。
しかし、1999年に急激に少なくなり0.01%になったとのこと。
何があったのでしょうか。その説明はなかったのでわかりませんでしたが…
しかも、これは定期預金での数字ですので、私たちが普段使っている都銀の普通預金ですと、
その数字はさらに下がり、2020年現在では0.001%とのこと。
これは、100万円預金していたとしたら、10年後では100万100円になる金利であるという。
このことについてオリラジの中田さんは、「ジャイアンのような金利」と表現していました。
友達にお金を貸したと仮定すると、お金を貸してと言われて100万円を10年間貸しても、100円しかお礼としてもらえない。
的を得ていて、面白い表現だな、と思いました。さすがです。笑いました。笑
そんなリターンの少ない預金をするならば、せめて国債はどうですか?と言います。
個人向けの国債では単利ですが、0.05%の金利があるそうです。
これも決して多くはありませんが、先ほどの普通預金の金利と比べると50倍である。
そもそも、なぜこんなにリターンが少ないのか、というと、元本が保証されているから、つまり「リスクが少ないから」です。
銀行に預けているお金が急になくなるということはない、ということですね。
ここで、この本の主張が出てきます。
それは、
「このリスクはないがリターンも少ない状態から、少しリスクはあるが、リターンもあることをしていきませんか」
ということ。
それは、じゃあ今から持っているお金を全額投資に回す、という極端なことではありません。
この動画のテーマは「預金か投資か」ですが、この2つは決して二元論ではなく組み合わせることが重要であり、
現在の収入の範囲内で考えていきましょう、ということです。
そうしていくにあたって、やはり学ぶことが重要です、と言います。
例えば、株と国債は似ているように感じますが、
株 → 会社の所有権を買うこと
国債 → 国にお金を貸すこと
であり、中身は全く違う行為です。
このような基本的なことを知らずに投資を始めることは、もはや投資ではなくギャンブルである。
この他にも、様々な専門用語が存在します。勉強することによって、危険を減らし
ギャンブルではなく投資ができるようになります。なので、一つ一つ勉強していきましょう。
今回は以上です。
これから、このお金シリーズは続きそうな雰囲気です。
個人的には、預金と投資は二元論ではない、というところが一番心に残りました。
なんとなく投資というと極端に走ってしまうイメージがあったので、
そうはならないことが大切というのは、とても大事だなと思いました。
何事もバランスですね。笑
私は今まで投資というものをしたことがありませんが、
過去にもYouTube大学で何回かあったお金の授業を聞いて、少し興味が湧いてきています。
ちょっとずつですが、知識を仕入れていきたいと思います。