株投資
今日のYouTube大学のテーマは「株投資」です。
いつもは動画1本分を見てその内容について書いているのですが、前回より2日間、間を開けてしまいましたので、
今回は2本分まとめて書いていきたいと思います。
前回の「預金か投資か」から続いてお金についての話ですね。
今回の参考文献は
「バカでも稼げる米国株高配当投資/バフェット太郎」
「お金が増える米国株超楽ちん投資術/たぱぞう」
の2冊です。
今までYouTube大学を見てきて、参考文献が2冊、というのは初めてな気がします。
どちらの本のタイトルにも「米国株」というワードがありますね。
今回はこの米国株についての話が中心になります。
まず、投資には預金・国債、そして株があります。
前回の動画でもありました通り、預金・国債は金利が極めて低く、これによりお金を増やす、ということは現実的ではありません。
対して、株の金利は年平均4〜6%あるそうです。なので狙うのは株になります。
その前にこの本ではどのような状態を目指しているのか、についてはっきりさせておきます。
それは、「何もしなくてもお金が入ってくる状態」。つまり不労所得を得る、ということですね。
そのための株の運用方法として、「長期保有による保有益」を目指します。
他の株の運用方法としてはデイトレードがあります。
これは株というと一般的に想像する、一日中パソコンの前に座ってグラフを見つめ、
秒単位で変わる株の価格を売買することにより、その売却益を狙う、というものですね。
今回の本ではこのようなことはしません。
キャピタルゲイン(売却益)よりインカムゲイン(保有益)だ、と言っています。
そしてそのポイントとして、米国株を持つことをあげています。
なぜ、米国株なのか。それは日本株と米国株の違いが関係しています。
それは、1.現在の国内の株の勢い 2.株主に対する意識 です。
1.現在の国内の株の勢い
端的にいうと、現在、日本の勢いは下がっており、アメリカは上がっています。
それは、景気の他にも、上場企業に対しての制度上の違いがあるといい、
アメリカは日本に比べると上場企業に厳しく、そこで競争が発生し成長性が高いことが挙げられていました。
2.株主に対する意識
この両国で、会社は誰のものですか?と質問をすると、
日本では社長のもの、と回答する人が多い一方、アメリカでは、株主のもの、と答える人が多いそうです。
それは資本主義に関する理解度の違いから来ており、そのためアメリカではどれだけ業績が悪くなろうと、
株主に対する配当金を下げる、という発想にはならないそうです。
そして、ネットの普及により、ひと昔前より米国株を買いやすくなった、というのも理由の一つです。
しかし、配当金だけでは金持ちになれるほどのお金を手に入れることはできません。
ここで提案されているのが、配当金で買っている株を買い増す、という方法です。
その具体的な方法は、著者によって少し異なっています。
バフェット太郎さんは、有名な十銘柄を選べ、と言っています。
それは、マクドナルド・アップル・マイクロソフトなどアメリカを代表する企業です。
これらの企業は成長株ではありませんので、株価は横ばいだそうです。
しかし、そのかわりインカムゲイン(保有益)がしっかりしている。とのこと。
それを、景気の変動などを見て変えていくのが良い、と言っています。
一方、たぱぞうさんは、ETF[特定指数に連動する投資信託]を勧めています。
これは、有名企業の平均をとることによって出る指数に従って行われる投資信託のこと、とのことです。
これは一つの銘柄であり、株と同じように買えるとのことで、一度買ってしまえばそれでやることはもう終わりとのこと。
詳しいことはもっと調べないとよくわかりませんが、とても手軽ですね。笑
これに関しては、あのウォーレンバフェットも勧めているそうです。
最後に投資をするにあたって3つ鉄則をあげています。それが、
1,軍資金と貯蓄は分けろ 2.一気に買わず積み立てろ 3,マイルールを作って守れ
とのこと。私なりに要約すると、リスクを冒しすぎるなということだと解釈しました。
以上です。
興味深い話でした。
株をするにあたってアメリカの株を買う、という発想がなかったので
知らないことを多く学べてよかったです。
じゃあこの話を聞いてすぐアメリカ株を買おう!とはなりませんが、
もう少し、私自身に余裕ができたらもっと深く勉強していきたいなと感じました。