お金の守り方
今回のYouTube大学のテーマは「お金の守り方」です。
今日も2日分まとめてやりたいと思います。
参考文献は
「アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書/アンドリュー・O・スミス」
「会計の神様が教えてくれたお金のルール/天野敦之」
の2冊です。
ふと、思ったのですが、この動画の更新速度でさらに、本を2冊読んでいるってもの凄いですね。
改めて感心する次第です。笑
さて、今回のテーマは、お金の「守り方」ということで、
今までは、主にお金を「増やすこと」に重点をおいた授業が多かったと記憶していますが、
また新たな角度からの勉強になりそうです。
まず冒頭に、そもそも、「お金がある・ない」というのは、
収入が多い・お金を増やした、とかそのようなことではなく、
たくさんお金を使わないことである、と言います。
お金をたくさん使う人はお金がないし、お金をあまり使わない人はお金がある。
至極真っ当な話ですね。笑
そして、お金を増やすにはまず、お金を守る必要がある。
しかし、この世の中にはこのお金を奪おうする、3つのものが存在する、という。
それが、①借金 ②税金 ③手数料 の3つである。
この3つは、そのままの名前では私たちの前に現れず、様々なサービスや違った名称として
形を変えて巧妙に私たちに襲いかかってくる、という。
ここで、お金を守るためにやってはいけないことがランキング形式で5つ紹介されている。それが下記になる。
1位・リボ払い
2位・自動車ローン
3位・住宅ローン
4位・保険(貯蓄型)
5位・デイトレード
一つずつ詳しく紹介していくと、すごい量の文章になってしまいそうなので、
私なりに要約してみると、この5つは非常に耳障りの良い言葉で、
利用者の欲を満たしたり、得しているように思わせたりしているが、
中身をよく理解すると、結局はお金を貸していたり、手数料を払わせたりしていることに過ぎない。
しかも、その金利のほとんどが複利である。さらに結果的に、払わなくていい税金を多く支払うことにもなってしまう。
そこをしっかり理解しないと、知らない間に長期的に搾取され続けることになる。
と、いうことかなと思いました。
そして、逆にやらなくてはいけないこと、として、下記の2つをあげていました。
1・支出の把握
2・先取り貯金
まず、自分が日々どのくらい支出しているのかを把握する。
そこから大きな固定費や生活費などを無駄な出費がないか見直してみる。
そして貯金をする。そのためには給料が入った時にその10%を自動的に別に口座に振り込むようにしておくのが良い。
この先取り貯金が貯金できる唯一の方法である、と言っている。
そして、これを収入の3ヶ月分以上の貯蓄ができるまで続ける。
ここまできて、やっとスタート地点である、と言う。
ここから、投資を行い、お金を増やしていく段階に入る。
オリラジ中田さんは前回の動画でもあったように、超長期投資をお勧めしていましたが、
そこからは自分で勉強していくのが大事だと言っていました。
この段階に入り、複利でお金を貸す立場になることができる。
複利でお金を借りる立場になってはいけない。
複利でお金を貸す人はお金持ちになり、複利でお金を借りる人は貧乏人になる。
つまり、「複利を制する者は人生を制する」のだ。
以上です。
非常に勉強になった回でした。
改めて、「知識があること」と「知識がないこと」の差を感じました。
例えば、リボ払いの年利は15%だそうです。これは、これまでの金利の話を知らなければ、
ちょっと多いのか…?くらいにしか思わなかったと思うのですが、
今までの金利の0.001%とか0.05%とかの話を聞いてからだと、
滅茶苦茶な数字というのが、よく分かります。
しかも複利だそうです。背筋が寒くなりますね。笑
自分の身を守るためにも、知識は大事なんだと改めて感じます。
ずる賢い人たちに搾取されないようにならないといけないなと思いました。笑
最後に、この動画の中で格言のような良い言葉が何個か言われていたので、書いておきたいと思います。
「身の丈にあった生活をするのが大事だ」
「一括で買えないものは分不相応である」
「人生は常に貸してくるやつに囲まれている」
「金持ちになることは予想以上に地味だ。華やかな瞬間の陰には必ず地道な作業がある」
「ゆっくりお金持ちになる人が勝つ」